MicroAd Developers Blog

マイクロアドのエンジニアブログです。インフラ、開発、分析について発信していきます。

Developers Boost 2019で登壇してきました

こんにちは、まっつーです。11/30に開催されたDevelopers Boost 2019に登壇してきました。 今年はマイクロアドからもスポンサーさせて頂き、登壇の他、ブースの出展も行いましたので、その様子を皆さんにご紹介できればと思います!

はじめに

Developers Boost 2019とは翔泳社様主催の30歳以下の若手エンジニアのための技術カンファレンスで、300名を超えるエンジニアが参加される一大イベントです。 今回は「これが私の戦い方」をテーマに3トラックで計30近いセッションが行われました。

皆さんがよくご存知の有名企業さんがスポンサーする中、マイクロアドもしっかりと掲載して頂きました!

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錚々たるスポンサーとマイクロアド

アドテクに携わって培った アプリをハイパフォーマンスに保つ設計とコーディング

www.slideshare.net

テーマは「これが私の戦い方」ということで、キャリアの話や組織の話が多い中、ガッツリと技術寄りな内容で発表してきました。 もちろん、技術寄りな話も大歓迎とのことだったので、空気を読まずに技術寄りな発表をした訳ではありません(笑)

発表前は下の写真のように余裕だったんですが、本番中は80名以上の方がいらっしゃったようで、かなり緊張しました・・・(汗)

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登壇直前に無表情でふざける僕

アドテクの話自体は最早至る所でされてきてるので、「アドテクとは何ぞや?」の話はせず、アドテク特有の課題に触れた上で、アプリケーションエンジニアは如何にパフォーマンス改善に挑んできたのか、といった内容にしました。

アドテクは非機能要件が100ms以内と厳しく、さらにネットワークのレイテンシを考慮するとアプリケーションは5~30ms程度の処理時間を求められます。 そのため、無策にデータベースに接続しようものなら、あっという間に要件を満たせなくなります。

そこで、以下の3つの手法を使って、どうやってアプリケーションを高速に保っているのかをご紹介させて頂きました。

  • オンメモリ戦略とIO
  • リアルタイムなデータにはRedis
  • アクターによる処理の分離

もし興味があればスライドをご覧頂ければ幸いです!

ブースの様子

さて、続いてはブースに関してご紹介させて下さい。 当日は登壇の他にブース出展もさせて頂いたので、3人の同僚に助っ人に来てもらいました。

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助っ人3人とブースの様子

ブースはこんな感じです。お気付きだと思いますが、ガチャポンを設置しています。 IT系イベントのブースといえば、抽選機(ガラポン)や抽選箱を用意されている企業さんは見かけると思いますが、ガチャポンってあまり見なくないですか?(笑)

ということで、少し奇をてらうためにガチャポンを設置しました。

余談ですが、左で顔が隠れている人物は以前投稿した京都のIT系学生コミュニティ CAMPHOR- さんとイベントを共催しました - MicroAd Developers Blogにてマイクロアドのアドテクを支える技術を発表された先輩の中野さんです。

基板グッズ

そのためガチャポンはとりあえず置いときたい意図の方が強く、マイクロアドブースの真の目玉は別に用意しました。

それが「基板グッズ」になります。

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マイクロアド製の基板(通称「基板グッズ」)

これはマイクロアドのインフラエンジニアが設計から発注まで諸々担当しているマイクロアド製のHATです。 温湿度気圧センサや赤外線センサを搭載でき、ラズパイに載せて遊ぶことができます。

50個発注して、全部配り切れたらいいなぁ、くらいに思っていたのですが、想像以上に盛況で、あっという間に全部配り終えてしまいました。

ちなみに、当日、基板グッズのデモを動かそうとしたところ、事前に用意していたプログラムが上手く実行できない事態に。 ところが、助っ人の一人O氏が隙間時間にその場で開発し、見事良い感じの画面を作ってくれました。

ちゃんと写真を撮っていなく、だいぶ粗いのですが、We Are HiringをAAで表示、温湿度気圧センサで計測した値を表示してくれました。

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O氏が即席で開発した画面(CUIですが) 引用: https://twitter.com/viva_tweet_x/status/1200679409692237824

おわりに

セッション・ブースのどちらも大勢のエンジニアの方が来て下さって本当に感謝です。 じっくりと話し込んで、マイクロアドに興味を持って頂けた方もいたりと、会社のアピールもさせて頂けたように思います。

今後も、様々なイベントに露出していき、アドテクの楽しさをお伝えするとともにマイクロアドのエンジニアの魅力を発信して行ければと思っております。

片付け終わるまでがイベントです。後輩のMさんが率先して進めてくれました。ありがとう!

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手際の良い後輩のMさん